ウクライナ南部の主要都市メリトポリの市長がNHKの取材に応じ、メリトポリを解放することでクリミアの奪還に向けた足がかりが得られるとして、ウクライナ側が準備を進めている反転攻勢は、この都市も軸にしてこれまでになく大規模な形で行われるという認識を示しました。
ウクライナ南部ザポリージャ州の主要都市で、ロシア軍の掌握が続くメリトポリのフェドロフ市長が11日、NHKのオンラインでのインタビューに応じました。
フェドロフ市長は現地の状況について「ロシア軍の部隊や、民間軍事会社『ワグネル』の戦闘員が次々と送られてきている。前線には数万のロシア兵が配置された」と述べ、ロシア側がザポリージャ州の前線にも兵士らを集め続け3重以上の防衛線も築いていると指摘しました。
-- NHK NEWS WEB