大手ゼネコンの大成建設が札幌市中心部に建設中の高層ビルの工事で鉄骨の精度不良や発注元への虚偽報告が発覚し、工事をやり直す事態となったことについて、会社は「品質管理の体制を見直し信頼の回復に全力を尽くしたい」と述べ、謝罪しました。
大成建設が札幌市中心部で建設していた26階建ての高層ビルをめぐっては、ことし3月、鉄骨の柱などの組み立てで、基準を超えるずれが複数見つかったほか、その精度について発注元に対し虚偽の報告をしていたことが明らかになりました。
会社は、この工事を最初からやり直すことになり、完成時期は2年以上遅れ、2026年6月になるとしています。
-- NHK NEWS WEB