居酒屋や焼き肉店などを展開する外食チェーン「コロワイド」の昨年度の決算は、食材などのコストの上昇と一部の店舗の閉鎖に伴う損失で最終赤字となりました。
コロワイドの昨年度のグループ全体の決算によりますとコロナ禍からの外食需要の回復を受けて売り上げは2208億円と前の年度と比べて25.7%増加しました。
ただ、その一方で、最終的な損益は68億円の赤字となりました。
物価高の影響などで食材の仕入れや物流費、光熱費などのコストが膨らんだことや、一部の店舗の閉鎖に伴う固定資産の減損損失を計上したことが主な要因です。
会社では、昨年度、居酒屋などを中心に129の店舗を閉鎖し、今年度も37の店舗を閉鎖する予定で、経営の効率化を進めるとしています。
-- NHK NEWS WEB