16日の東京株式市場、業績の先行きへの期待感から半導体関連の銘柄を中心に買い注文が広がって、日経平均株価は、取り引き時間中としてのことしの最高値を更新しています。
▽日経平均株価、午前の終値は15日の終値より、202円37銭高い2万9828円71銭。
▽東証株価指数=トピックスは、8.00上がって2122.85となり、1990年8月以来32年9か月ぶりの高値となりました。
▽午前の出来高は8億3159万株でした。
市場関係者は「半導体関連など好調な業績を発表している企業を中心に、先行きへの期待感から買い注文が広がっている。一方、日経平均株価はこのところ上昇傾向が続き、3万円台に迫る水準となっていることから、相場が過熱ぎみだとして、いったん利益を確定する売り注文も出ている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB