16日のニューヨーク株式市場は企業業績の先行きへの懸念などから売り注文が増え、ダウ平均株価は300ドルを超える値下がりとなりました。16日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価の終値は前日に比べて336ドル46セント安い、3万3012ドル14セントでした。
この日、決算が発表されたホームセンター大手「ホームデポ」の売り上げが市場予想を下回ったことから企業業績の先行きへの懸念が強まって売り注文が増えました。
また、アメリカの債務上限問題の交渉の先行きへの警戒感も株価を押し下げました。
市場関係者は「債務上限をめぐるバイデン大統領と野党側の協議の行方を見極めたいとして取り引きに慎重な投資家も多かった。協議がまとまるかどうか不透明だとの見方も出ていて、今後も神経質な取り引きが続きそうだ」と話しています。
-- NHK NEWS WEB