クレジットカード大手「クレディセゾン」が静岡県に本店を置く「スルガ銀行」の株式の15%程度を取得し、持ち分法の適用会社とする方針を固めたことがわかりました。
関係者によりますと、「クレディセゾン」は「スルガ銀行」の株式の15%程度を取得した上で役員を派遣し、持ち分法が適用される関連会社とする方針を固めました。
一方、「スルガ銀行」も「クレディセゾン」の株式の5%程度を取得する方向で調整を進めているということです。
両社は資本・業務提携を結んでお互いが強みを持つクレジットカードや住宅ローンなどの分野で連携し、新たな顧客の開拓や収益力の向上を目指すとみられます。
両社はこうした方針を近く発表することにしています。
「スルガ銀行」は、2018年に大規模な不正融資が発覚したことをきっかけに、家電量販店大手の「ノジマ」から18%余りの出資を受け入れ、資本・業務提携を結びましたが、去年「ノジマ」がすべての株式を銀行に売却して提携を解消していました。
-- NHK NEWS WEB