ことし2月、東京 目黒区で、酒を飲んで電動キックボードを運転して事故を起こし、一緒に乗っていた女性に大けがをさせたとして、警視庁は18日、26歳の会社員を危険運転傷害の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは目黒区に住む26歳の男性会社員です。
警視庁によりますと、ことし2月、目黒区下目黒の目黒通りで、酒を飲んで電動キックボードを運転して事故を起こし、一緒に乗っていた30代の女性に大けがをさせたとして危険運転傷害の疑いが持たれています。
会社員は女性と酒を飲んだ帰りで、1台の電動キックボードに2人で乗っていたところ、道路脇の歩道と車道を区切る石に衝突して横転したということです。
会社員の呼気からは、基準を大きく超えるアルコールが検出されたということで、調べに対し、容疑を認めているということです。
電動キックボードをめぐっては、ことし7月から一定の基準を満たしたものを対象に、16歳以上は運転免許なしに利用できるなど新たな制度が始まる一方、これまでに重大な事故も起きていることから、警視庁はルールの徹底を呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB