東京株式市場では日経平均株価が3万円台を回復するなど株価は上昇傾向にあります。先週、東京と名古屋の証券取引所では海外の投資家が株式を買った額は売った額を5600億円余り上回り、7週連続の買い越しだったことがわかりました。
東京証券取引所は株式などの売買状況をまとめていて、先週分について18日、公表しました。
それによりますと今月8日から12日までに東証と名古屋証券取引所では海外の投資家が株式を買った額は売った額を5658億円上回る買い越しとなりました。
海外の投資家の買い越しは7週連続でこれは2020年12月以来、2年5か月ぶりです。
背景には海外経済の減速が懸念されるなか日本企業の好調な決算発表などを受けて東京市場などに資金を振り向ける海外の投資家が増えたことがあります。
市場関係者は「日経平均株価は3万円台を回復するなど株価は上昇傾向にある。今週も海外の投資家の買い越しは続きそうだ」と話しています。
-- NHK NEWS WEB