去年、知人の娘で中学生の女子生徒に睡眠導入剤と見られる薬を混ぜた飲み物を飲ませて動けなくし、わいせつな行為をしたなどとして、警察は横浜市の48歳の会社社長を準強制わいせつなどの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、横浜市旭区の防災設備会社社長、大澤陽介容疑者(48)です。
警察の調べによりますと、大澤容疑者は、去年1月と6月に横浜市中区のマンションで、知人の娘で、当時14歳の中学生の女子生徒に飲み物に薬を混ぜて飲ませて動けなくし、体を触るなどのわいせつな行為をしたうえで、その様子をスマートフォンのカメラで撮影したとして、準強制わいせつなどの疑いが持たれています。
これまでの調べで、飲み物に混ぜた薬は睡眠導入剤と見られ、マンションに遊びに来ていた女子生徒に「栄養ドリンクだから体にいい」と言って、飲ませていたということです。
大澤容疑者とインターネットで知り合った北海道の52歳の男が別の事件で検挙され、女子生徒のわいせつな画像を持っていたことから警察が関連を捜査したところ、今回の事件がわかったということです。
警察によりますと、2人の間では薬を飲ませることを「魔法をかける」と呼んでいたということで、調べに対し大澤容疑者は容疑を認めているということです。
-- NHK NEWS WEB