東京株式市場、日経平均株価は、23日の午前中は値上がりして、およそ33年ぶりの高値を更新しましたが、午後に入ると利益を確定しようと一転して売り注文が広がり、一時200円以上、値下がりしました。
22日まで8営業日連続で値上がりしている日経平均株価は、23日の午前も好調な企業業績を背景に買い注文が広がり、22日の終値よりも一時200円以上、値上がりして、取り引き時間中としてはバブル景気の時期以来、およそ33年ぶりの高値を更新しました。
ただ午後に入ると、いったん利益を確定しようと一転して売り注文が広がり、一時200円以上、値下がりしました。
市場関係者は、「日経平均株価は、きのうまで8営業日連続で値上がりし、1900円余りの大幅な上昇となっていた。ただ午後に入って株価の上昇が一服すると、投資家の間でいったん利益を確定しようと、半導体などの銘柄で売り注文が広がり、値下がりに転じた」と話しています。
-- NHK NEWS WEB