うどんチェーンの「丸亀製麺」は長崎県諫早市内の店舗で販売したテイクアウト用のうどんにカエルが混入していたと発表しました。野菜を加工する工場で混入したと判断し、生野菜を扱う取引先のすべての工場で立ち入り検査を実施するとしています。
丸亀製麺によりますとカエルが混入していたのは21日、長崎県の「諫早店」で販売したテイクアウト用の「ピリ辛坦々サラダうどん」です。
会社では野菜を加工する工場で混入したと判断し、生野菜を扱う取引先のすべての工場で立ち入り検査を実施するほか、生野菜を使う一部の商品について、23日から25日までの3日間販売を休止するとしています。
一方、諫早市にある長崎県県央保健所は22日、うどんの購入者から「生きたカエルが入っていた」という連絡を受けて、法律に基づいて店舗への立ち入り調査を行ったということです。
調査では、店舗の責任者から話を聞いたり、混入経路を調べたりしたうえで、異物が混入しないように確認を徹底するよう指導したということです。
丸亀製麺は「お客さまに多大なるご心配とご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。今回の事態を真摯に受け止め、再発防止に努めます」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB