24日のニューヨーク株式市場はアメリカの債務上限問題をめぐりこう着状態が続いていることへの警戒感から売り注文が増え、ダウ平均株価は4営業日連続で値下がりしました。
24日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価の終値は前日に比べて255ドル59セント安い3万2799ドル92セントでした。
ダウ平均株価の値下がりは4営業日連続です。
アメリカ政府の借金の上限、債務上限問題をめぐって共和党のマッカーシー下院議長が「合意にはまだ遠い」と述べるなど、バイデン政権と共和党の交渉がこう着状態となり、アメリカ国債が債務不履行に陥る可能性がある期限が迫っていることへの警戒感から売り注文が増えました。
市場関係者は「アメリカでインフレを抑えるための利上げが続き景気が落ち込むことを警戒して売り注文を出す投資家も多かった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB