二酸化炭素の排出を実質ゼロにできるとして実用化が期待される「合成燃料」で車を走らせるデモンストレーションが静岡県内で公開されました。
デモンストレーションは合成燃料の技術開発を進めている石油元売り大手の「ENEOS」が行い、静岡県にある富士スピードウェイ内の施設で公開されました。
合成燃料は、二酸化炭素と水素を合成して作る燃料で、既存のエンジン車でも活用できるのが特徴です。
工場などから排出された二酸化炭素で製造すれば排出量を実質ゼロにできるとして、実用化が期待されています。
デモンストレーションはトヨタ自動車の市販車を使い、燃料タンクに全体の10%の割合で合成燃料を注入しました。
-- NHK NEWS WEB