大手電力10社はことし7月請求分の電気料金を発表し、10社中7社で直近の燃料価格の下落を受けて値下がりします。
各社の発表によりますと、ことし7月に請求される家庭向けで契約者の多い「規制料金」は、使用量が平均的な家庭で前の月と比べて
北海道電力が177円下がって8122円
沖縄電力が1173円下がって8092円
東北電力が296円下がって7537円
中国電力が276円下がって7444円
東京電力が304円下がって7386円
四国電力が190円下がって7155円
北陸電力が186円下がって6600円などと、10社中7社で値下がりします。
この7社は、各社の平均で15%余りから39%余りの値上げが認可されていて、今回の電気料金には値上げ分が織り込まれています。ただ直近の原油やLNG=液化天然ガスなど燃料価格が下落していることから、前の月と比較した場合、値下がりする形となります。
一方、7月請求分の都市ガスの料金は6月分と比べて大手4社すべてで値下がりします。
使用量が平均的な家庭では、
東邦ガスが287円下がって6539円
西部ガスが209円下がって6209円
大阪ガスが275円下がって5930円
東京ガスが276円下がって5376円となります。
-- NHK NEWS WEB