自動車メーカーのホンダは、燃料ポンプの不具合でエンストするおそれがあるとして「N-BOX」など10車種で、合わせて30万台余りのリコールを国土交通省に届け出ました。
リコールの対象は、2017年8月から2019年5月までに製造されたホンダの、
▽「N-BOX」や
▽「N-WGN」
それに、
▽「N-ONE」など
10車種の合わせておよそ30万7000台です。
国土交通省によりますと、燃料ポンプの内部の部品が変形してポンプが動かなくなり、最悪の場合、走行中にエンストするおそれがあるということで、これまでに237件の不具合の報告があるということです。
今回と同じ不具合で、ホンダは過去に3回、合わせて25万台余りのリコールを届け出ていて、その後の会社の調査で、今回対象となった車にも不具合があることが新たにわかったということです。
ホンダは、2日から全国の販売店などを通して部品の交換を無料で行うことにしています。
-- NHK NEWS WEB