週明けの5日の東京株式市場、日経平均株価は500円以上値上がりし、およそ33年ぶりに3万2000円台を回復しています。
5日の東京株式市場、アメリカの議会上院が政府の債務上限を一時的になくす法案を可決したことなどで、先週のニューヨーク市場で株価が大幅な値上がりとなったことを受けて、取り引き開始直後から買い注文が膨らんでいます。
▼日経平均株価、午前の終値は先週末の終値より521円61銭高い、3万2045円83銭、
▼東証株価指数・トピックスは29.18上がって、2211.88、
▼午前の出来高は7億3552万株でした。
市場関係者は「アメリカの先月の雇用統計の結果を受けて雇用の堅調さが確認された一方で、賃金の伸びは鈍化するなど市場ではインフレの収束も意識された。アメリカの景気減速への懸念がいくぶん和らいだことを受けて取り引き開始直後から買い注文が膨らんでいる」と話しています。
-- NHK NEWS WEB