5日午後、新潟県長岡市で市立図書館の敷地内にあるマンホールのなかで作業をしていた男性2人が倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたがこのうち1人が死亡しました。マンホール内の酸素の濃度が低かったということで、警察は酸欠の可能性もあるとみて調べています。
5日午後5時ごろ長岡市立中央図書館の職員から「作業員2人が倒れている」と消防に通報がありました。
警察によりますと倒れていたのは市内の設備会社の男性2人で、いずれも意識がなく、病院に搬送されましたが、このうち1人が死亡しました。
現場は図書館内の地下排水溝に通じるマンホールで、2人は図書館のトイレの改修工事のためマンホールの中で作業していたということです。
発生当時図書館の中にいた人は避難し、警察によりますと不調などを訴えている人はいないということです。
消防が調べたところマンホール内で可燃性のガスは検出されなかったものの、酸素濃度が低かったということで、警察は酸欠の可能性もあるとみて詳しく調べています。
-- NHK NEWS WEB