製薬大手のエーザイは、身代金要求型のコンピューターウイルス「ランサムウエア」によるサイバー攻撃を受けたと発表しました。
6月3日の深夜に、グループ会社のシステムに不正なアクセスが行われ「ランサムウエア」によるサイバー攻撃で、複数のサーバーに被害が出たということです。
会社のホームページやメールなどのシステムは通常どおりに稼働していますが、被害に対応するため、物流に関連する社内システムなどをサーバーから切り離し、システムの保護と復旧に向けて作業を進めています。
会社では対策本部を立ち上げ、外部の専門家や警察と連携して、情報流出などの被害がないか調査を進めています。
エーザイは「取り引き先、関係先の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけすることになり、深くおわび申し上げます」としています。
-- NHK NEWS WEB
