13日の東京株式市場、アメリカの金融引き締めが長期化することへの懸念が後退し、日経平均株価は一時、600円以上値上がりし、バブル期以来の高値を更新しました。
アメリカ市場で過度な金融引き締めへの警戒感が和らいだことから、東京市場ではハイテク関連の銘柄などに買い注文が入りました。
このため、日経平均株価は一時、600円以上値上がりし、終値として、6月6日につけたことしの最高値を更新しました。
▽日経平均株価、13日の終値は12日より、584円65銭、高い、3万3018円65銭、
▽東証株価指数・トピックスは、26.02、上がって、2264.79、
▽1日の出来高は14億1346万株でした。
市場関係者は「ChatGPTを開発したアメリカ企業のトップがきのう来日したことなども影響して、AI関連の銘柄に買い注文が膨らんだ。ただ、市場全体で見れば、全面高という展開にはなっておらず、あす以降、値下がりしている銘柄が買い戻される可能性もある」と話しています。
-- NHK NEWS WEB