14日午前、新潟県糸魚川市にある化学メーカー工場で爆発が起き男性作業員1人が死亡しました。会社によりますと作業員が配管の切断作業をしていたところ配管が破裂したということです。
14日午前9時20分ごろ、糸魚川市田海にある化学メーカー「デンカ」の工場で「プラント内で小さな爆発が起きた」と消防に連絡が入りました。
警察によりますと、この事故で作業員3人が病院に運ばれ、渡辺仙仁さん（56）の死亡が確認されました。
このほか作業員2人がけがをしましたが、命に別状はないということです。
会社によりますと3人は協力会社の作業員で、設備のメンテナンスのため屋外で配管の切断作業をしていたところ配管が破裂し、事故が起きたということです。
工場では合成ゴムなどの化学製品を製造していますが、この事故で有害物質が流出するなどの影響はありませんでした。
萩原丈士工場長は「近隣住民の皆様をはじめ多くの皆様にご迷惑とご心配をおかけし深くおわび申し上げます」とコメントしています。
警察は会社や工場の関係者から話を聞くなどして事故の原因を詳しく調べています。
-- NHK NEWS WEB
