13日のニューヨーク株式市場は、アメリカの5月の消費者物価指数の上昇率が11か月連続で前の月を下回りFRB=連邦準備制度理事会が利上げを見送るとの観測が強まったことから買い注文が増えダウ平均株価は6営業日連続で値上がりしました。
13日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価の終値は前日に比べて145ドル79セント高い3万4212ドル12セントでした。ダウ平均株価の値上がりは6営業日連続です。
この日、発表されたアメリカの5月の消費者物価指数の上昇率が11か月連続で前の月を下回り、FRBが14日までの2日間、開く会合で利上げを見送るとの観測が強まったことから景気の先行きへの警戒感が和らぎ買い注文が増えました。
市場関係者は「投資家の関心はFRBのパウエル議長が14日に開く記者会見で今後の利上げについてどのような発言をするかに集まっている」と話しています。
また、ニューヨーク外国為替市場ではアメリカの長期金利が上昇したことなどからドル買い円売りの動きが強まり、円相場は一時、1ドル=140円台前半まで値下がりしました。
-- NHK NEWS WEB