過労死や長時間労働、パワハラといった職場の問題に関する相談に弁護士などが無料で応じる全国一斉の電話相談が行われています。
電話相談は、過労死の問題に取り組む弁護士などのグループが行っていて、東京の事務所には、17日午前10時の受付開始直後から次々に相談が寄せられました。
このうち親族が亡くなったという男性からは「仕事中に倒れて亡くなり、労災と認定されたが、会社に対する損害賠償の手続きについて確認したい」という相談が寄せられました。
また、夫が自殺したという女性からは「80時間を超える残業が数年間続き、それ以外に在宅で仕事もしていたが労災の対象になるか」という相談があり、弁護士は、勤務記録が残っているかを尋ねたり、当時の働いていた状況を丁寧に聞き取ったりしていました。
-- NHK NEWS WEB