ことし2月、横浜市戸塚区で散歩中の78歳の男性が殴られて殺害された事件で、容疑者とみられる不審な人物が、事件の数日前にも男性のあとをつける様子が防犯カメラに写っていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
警察は、男性の行動をあらかじめ確認していた疑いもあるとみて詳しく調べています。
調べに対し、容疑者は「やっていません」と否認しているということです。
ことし2月20日の午後6時ごろ、横浜市戸塚区東俣野町の国道1号沿いの歩道で、藤沢市に住む柴田哲二郎さん（78）が後ろから頭を殴られて殺害されました。
この事件では現場近くに住む、横浜市戸塚区の会社員、服部繁雄容疑者（64）が殺人の疑いで逮捕され、19日、身柄が検察に送られました。
その後の調べで事件の数日前に、男性の自宅から現場付近にかけて容疑者とみられる不審な人物が、散歩中の男性のあとをつける様子が防犯カメラに写っていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
事件当日の夕方にも、現場付近にかけて1キロほどにわたって男性のあとをつける人物も防犯カメラに写っていて、特徴は似ているということです。
警察は、男性の行動をあらかじめ確認していた疑いもあるとみて詳しく調べています。
調べに対し、容疑者は「やっていません」と否認しているということです。
-- NHK NEWS WEB
