実在する宿泊施設を運営しているとうその登録をしたうえで、観光需要の喚起策、「Go Toトラベル」の国の給付金およそ7000万円をだまし取ったとして、45歳の会社役員ら3人が詐欺の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、東京 港区の会社役員、岡田塁容疑者(45)と、埼玉県吉川市の会社役員、中山勇人容疑者(41)、それに、東京 中野区の職業不詳、長末嶺容疑者(36)の3人です。
警視庁によりますと、3人は、3年前の10月から、翌年の1月にかけて京都府内の9つの宿泊施設におよそ4800人が宿泊したように装い、国の給付金およそ7000万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。
警視庁は、3人の認否を明らかにしていません。
3人は、実在する宿泊施設を運営しているとうその登録をしたうえで、名簿業者から購入した名簿を悪用し、宿泊客が利用したといううその申請を繰り返していたとみられるということです。
警視庁は、同様の手口で合わせて1億円以上の給付金をだまし取ったとみて詳しい経緯などを調べています。
-- NHK NEWS WEB