コンビニエンスストア大手の間では、今後の消費の中心となる若者の常連客を増やそうと、商品やサービスを強化する動きが相次いでいます。
コンビニ大手のセブン-イレブン・ジャパンは、大手商社などと共同で開発した若者向けの健康食品を、今月下旬から順次、全国で販売しています。
これらの食品の開発には、栄養を適切にとれる食事の時間帯を研究する「時間栄養学」の知見が活用され、栄養補給に最も望ましい時間帯が一目で分かるよう、パッケージに時計の針の絵が描かれているのが特徴です。
時間帯を示すことで、客が商品を選ぶ手間を省き、手軽に買えるようにするねらいもあり、会社側は健康に投資する若者の需要を取り込みたい考えです。
山口圭介執行役員は「若者のシェアが、人口における割合以上に若干、減少傾向にあり、若者の価値観を勉強してニーズに応えたい」と話しています。
-- NHK NEWS WEB