ソニーは、生産の効率化の一環として、ビデオカメラなどを生産する静岡県湖西市の工場を閉鎖する計画を発表しました。
閉鎖するのは、ソニーの子会社が静岡県湖西市で運営する工場で、放送や映画製作向けのビデオカメラや、医療機器向けのモニターなどを生産しています。
1969年にオーディオ事業の生産拠点として稼働を開始し、かつてはステレオ製品などを中心に生産を手がけてきました。
来年6月末に生産を終了し、閉鎖したあとは、愛知県幸田町にある工場に生産を集約するとしています。
工場に勤務する370人の従業員については、愛知県の工場に配置転換する形で雇用を維持し、退職を希望する従業員には再就職の支援を行うとしています。
ソニーは、「今回の施策を実行することでより強固な事業基盤の確立を目指します」としています。
跡地の用途については、現時点で未定だとしています。
-- NHK NEWS WEB