任期満了に伴う秋田市長選挙は9日に投票が行われ、無所属の現職で、自民党秋田市支部と公明党、社民党秋田市総支部が支持する穂積志氏が3回目の当選を果たしました。
秋田市長選挙の開票結果です。
▽穂積志(無所属・現)当選、8万7353票
▽丸の内くるみ(無所属・新)4万7001票
自民党秋田市支部と公明党、社民党秋田市総支部が支持する穂積志氏が、元秋田県議会議員の丸の内くるみ氏を抑えて、3回目の当選を果たしました。
穂積氏は60歳。秋田市議会議員や県議会議員を経て、平成21年から秋田市長を2期務めています。
選挙戦で、穂積氏は、2期8年の実績を強調するとともに、人口減少社会に対応するため中心市街地を整備してコンパクトなまちづくりを行うことなど、政策の継続を訴えました。
その結果、支援を受けた自民党や公明党、社民党の支持層を固めるとともに、支持政党を持たない無党派層からも幅広く支持を集め、3回目の当選を果たしました。
穂積氏は「2期8年のさまざまな施策に信任を頂いた。中心市街地の活性化や、若い世代が秋田に残って暮らすための人口減少対策に期待を込めてもらったと受け止めている。まずは、企業誘致や雇用の場の確保を県と連携しながら進めていきたい」と述べました。
投票率は51.77%で、前回より2.62ポイント高くなりました。
-- NHK NEWS WEB