週明けの3日の東京株式市場、日経平均株価は500円以上値上がりしています。
アメリカの物価に関する指数の伸び率が鈍化したことで、インフレへの警戒感が和らぎ、先週末のニューヨーク市場で株価が上昇した流れを受けて、東京市場でも取り引き開始直後から買い注文が広がりました。
▽日経平均株価、午前の終値は、先週末の終値より515円69銭高い、3万3704円73銭。
▽東証株価指数=トピックスは、29.07上がって、2317.67。
▽午前の出来高は、7億5050万株でした。
市場関係者は「アメリカの景気の先行きへの懸念がいくぶん和らいだことに加え、けさ発表された日銀の短観=企業短期経済観測調査で大企業の製造業の景況感が改善したことも、買い注文につながっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB