ことし5月、山梨県富士吉田市の店から「ポケモンカード」を盗んだとして逮捕・起訴された会社員の自宅などから盗品とみられるおよそ2万枚のトレーディングカードが押収されていたことが捜査関係者への取材でわかりました。警察はこのうち一部を盗んだ疑いがあるとして、4日に会社員を再逮捕する方針です。
東京 大田区の会社員、村上友貴被告(25)はことし5月、富士吉田市の店からゲームやアニメで人気の「ポケットモンスター」のトレーディングカードなどを盗んだとして逮捕・起訴されました。
調べに対し「高価なカードがある店をネットで検索して狙った。盗んだカードは売った」と供述していて、捜査関係者によりますとその後の調べで会社員の自宅などからおよそ2万枚のトレーディングカードが押収されたということです。
ほぼすべてが盗品とみられるということです。
関東などの10軒余りの店からカードを盗んだとも供述しているということで、山梨県警はことし4月に埼玉県の店からあわせて数十万円分の人気アニメのトレーディングカードなどを盗んだ疑いがあるとして、4日に再逮捕する方針です。
愛好者の間で高額で取り引きされる希少なトレーディングカードが盗みの標的になるケースが各地で相次いでいて、警察は事件のいきさつを詳しく調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB