ことし5月、東京 銀座の高級腕時計店で起きた強盗事件で、事件に使われたレンタカーを用意したとして33歳の会社員が逮捕されました。いわゆる闇バイトの募集に応じて何者かに指示を受けていたとみられ、警視庁の調べに対し「強盗に使われるとは思っていなかった」などと容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、茨城県行方市の会社員、野口朋秀容疑者(33)です。
ことし5月、東京 銀座の高級腕時計店から腕時計などおよそ3億円相当が奪われた強盗事件で、実行役らが逃走に使ったレンタカーを借りて用意したとして、強盗ほう助などの疑いが持たれています。
会社員は、いわゆる闇バイトの募集に応じて通信アプリを通じて何者かに指示を受けていたとみられ、事件の前日、荒川区のレンタカー店で車を借りたあと、近くのコインパーキングに鍵と一緒に置いたということです。
調べに対し「車を借りたが、強盗に使われるとは思っていなかった」などと容疑を否認しているということです。
警視庁は指示役についても詳しく調べることにしています。
この事件では、16歳から19歳の4人が逮捕され、その後、16歳の少年が少年院に送られ、ほかの3人については家庭裁判所や検察が処分を検討しています。
-- NHK NEWS WEB