個人が商品などを売買するフリーマーケットサイト「メルカリ」などで、不正に入手した他人名義のクレジットカードを使って合わせて1億円分のゲーム機などを購入したとして、会社員ら5人が電子計算機使用詐欺の疑いで埼玉県警に逮捕されました。5人は受け取った商品を売って得た金を指示役に送る役割だったとみられるということで、警察が事件のいきさつを調べています。
逮捕されたのは、仙台市若林区の会社員、諸岡佑樹容疑者(39)や、滋賀県東近江市の派遣社員、中村美穂容疑者(35)ら合わせて5人です。
埼玉県警によりますと、5人は去年1月までの半年ほどの間に「メルカリ」やオークションサイトの「ヤフオク」で、不正に入手した他人名義のクレジットカードを使い、合わせて1億円余り分のゲーム機やタブレット端末などを購入していたとして、電子計算機使用詐欺の疑いが持たれています。
5人はSNS上の募集に応じ、不正に購入した商品を受け取って買い取り業者に売って得た金を指示役に送る役割だったとみられるということで、警察が事件のいきさつを調べています。
警察は捜査に支障があるとして、5人の認否を明らかにしていません。
-- NHK NEWS WEB