国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、レギュラーガソリンの小売価格は、7月3日時点の全国平均で1リットル当たり172.5円となり、先週から1.5円値上がりしました。値上がりは7週連続です。
燃料価格の負担軽減策として、国が石油元売り会社に支給している補助金は、ことし5月はレギュラーガソリンの小売価格が1リットル当たり193円以下だったため、基準価格の168円との差額が100%支給されました。
補助率は原油価格が落ち着いてきたことなどから、6月以降は2週間ごとに10%ずつ引き下げられ、6月29日からは70%となっています。
経済産業省は、6日以降、各地のガソリンスタンドに卸される分から、1リットル当たり10.1円の補助金を支給することにしています。
今後の見通しについて、石油情報センターは「来週は政府の補助率は変わらないが、円安の影響などを受けて小幅な値上がりが予想される」と話しています。
-- NHK NEWS WEB