植物由来の原料を使う「代替食品」は、ますます進化しています。大手食品メーカーがうなぎのかば焼きを再現した商品を開発し、土用の丑(うし)の日にあわせて販売します。
大手食品メーカーが開発した“うなぎのかば焼き”は、植物由来の原料の大豆たんぱくや植物油脂などを使い、動物由来の原料は使っていません。
本物のうなぎのかば焼きの食感に近づけるため、白身や皮などを意識した生地を3層に重ねて実際に火であぶって焼き目をつけています。
さらに、竹炭の粉末を使ってうなぎの皮特有の黒さも表現しています。
うなぎの稚魚のシラスウナギの漁獲量が減少傾向にあることや、海外での需要の高まりなどを背景に、うなぎの価格が上昇していることから、代替食品の開発を進めてきたということです。
価格は1セット1500円で、土用の丑の日にあわせてネット販売をすることにしています。
-- NHK NEWS WEB