横浜市に本社がある中堅のコンビニチェーン、スリーエフは、展開している280店舗余りを、資本提携しているローソンと開発した新しい店舗に転換することになりました。
発表によりますと、スリーエフは関東の1都3県で展開するコンビニなど281店舗を、ことし8月から順次、ローソンと共同で展開しているローソン・スリーエフに転換するということです。
この会社では、去年9月に転換した千葉と埼玉の90店舗で売り上げが10%増えたということで、今回、ローソンと共同展開する店舗を拡大し売り上げの増加を目指すことにしています。
これにより、この会社が展開するスリーエフというブランドのコンビニは、来年1月までにすべて閉店するとしています。
一方、ローソンはスリーエフのおよそ280店舗を加えることで、比較的店舗が少ない関東などの販売網を強化することにしています。
コンビニ業界では、業界首位のセブンーイレブンと、それに続くファミリーマート、それにローソンの大手3社に集約される形で再編が続いていて、競争が厳しさを増すなか、中堅チェーンが大手と再編する動きが相次いでいます。
-- NHK NEWS WEB