12日の東京株式市場は、北朝鮮やシリアをめぐる情勢が不透明感を増したとして、外国為替市場で円高ドル安が進んだことなどから、ほぼ全面安の展開となり、日経平均株価は終値でことしの最安値を更新しました。
日経平均株価、12日の終値は前日より195円26銭安い、1万8552円61銭。
東証株価指数=トピックスは15.56下がって、1479.54でした。1日の出来高は19億2407万株でした。
市場関係者は「シリアや北朝鮮をめぐる情勢の不透明感から、リスクを避けようという動きが広がり、1ドル=109円台前半まで円高ドル安が進んだことで、株式市場ではほぼ全面安の展開となった。北朝鮮では今週15日にキム・イルソン(金日成)主席の生誕105年の節目を控え、軍事挑発に出ることも懸念され、北朝鮮に対するアメリカの姿勢に注目が集まっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB