横浜市の観光名所の1つ「帆船日本丸」で、この春入社した新入社員の合同研修会が開かれ、マストに登る訓練が行われました。
この合同研修会は、横浜市内の中小企業などで作る団体が、新入社員のチャレンジ精神や連帯感を育もうと毎年行っているもので、17の企業からおよそ70人が参加しました。
研修は、横浜港のシンボルとして係留され、観光名所の1つとなっている帆船日本丸で行われ、初日の13日は帆船の実習生が取り組むマストに登る訓練に挑戦しました。
新入社員たちは恐怖心と闘いながら、慎重にロープに足を掛けて、1歩ずつ上を目指して登り、参加者全員が、目標地点とされた高さおよそ15メートルまでたどり着いていました。
ろ過装置メーカーの営業担当の22歳の男性は「高さで足が震えましたが、最後までやりきることができました。今後の仕事も怖がらずに挑戦したい」と話していました。
新入社員たちは13日夜は帆船日本丸に宿泊し、14日は早朝から甲板の掃除を行うことになっています。
-- NHK NEWS WEB