アメリカのIT企業アップルは14日、西部カリフォルニア州で自動運転の車を公道で試験する許可を取得しました。この分野に遅れて参入したアップルが、どのような追い上げを見せるのか、高い関心を集めています。
カリフォルニア州の運輸当局は14日、アップルに対し、自動運転の車を州内の公道で試験する許可を与えたと発表しました。
走行試験はアップルが独自に開発する車両ではなく、日本のメーカーの車3台を使って行われます。
アップルは去年12月、自動運転技術の開発を進めていることを明らかにしていて、公道試験を始めることで実際の道路状況などのデータを集め、開発を加速させることにしています。
カリフォルニア州では、すでに29社が公道試験を行っていて、IT企業のグーグルは、すでに320万キロ以上の距離を走行しており、アップルを大きくリードしています。
それでもiPhoneをはじめ、斬新な商品で業界地図を塗り替えてきたアップルへの期待は高く、遅れて参入した分野で、どのような追い上げを見せるのか、高い関心を集めています。
-- NHK NEWS WEB