巨大なティラノサウルスなど、本物の恐竜のような質感や動きを再現したというショーが来週、東京で始まるのを前に、稽古の様子がさいたま市で公開されました。
恐竜ショーは、来週、東京・渋谷区で上演が始まり、17日はさいたま市の倉庫で本番さながらの稽古の様子がメディア向けに公開されました。
ショーには全長8メートルのティラノサウルスや全長6.5メートルのトリケラトプスなど、5種類、合わせて6頭の恐竜が登場します。いずれも特殊な樹脂で作られ、本物に見える質感が表現されているほか、中にはスタッフが入り、生きているかのような細かい動きを再現するということです。恐竜が現代によみがえり、ショーの観客を恐竜のいる場所に案内するという内容で、稽古では、「ガイド役」にふんしたスタッフに恐竜がかみつくシーンや、恐竜どうしで戦うシーンなど、一つ一つの動きを丁寧に確認していました。
ショーで使われる恐竜を製作した会社の金丸賀也社長は「恐竜がすぐ近くに感じられるようなショーを目指しています。世代を問わず多くの人たちに迫力を楽しんでほしい」と話していました。
この「恐竜ショー」は、今月26日から来月の大型連休にかけて、東京・渋谷区の「渋谷ヒカリエ」で上演されます。
-- NHK NEWS WEB