休日明け１７日のニューヨーク株式市場は、北朝鮮情勢への警戒感で休み前に売られた銘柄をいったん買い戻す動きが出て、ダウ平均株価は１８０ドル以上値上がりしました。
１７日のニューヨーク株式市場は、北朝鮮情勢への警戒感から先週大きく売られた銘柄を買い戻す動きがでたほか、決算の内容がよかった金融関連を中心に買い注文が広がりました。
この結果、ダウ平均株価は休日前の１３日と比べて１８３ドル６７セント高い２万６３６ドル９２セントで取り引きを終えました。
市場関係者は「１６日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射したものの失敗したと見られ、その後は目立った動きがないことからいったん警戒感が和らいだ。ただ、高い緊張が続く状況に変わりはなくしばらくは神経質な取り引きが続きそうだ」と話しています。
一方、ニューヨーク外国為替市場は、アメリカのムニューシン財務長官がイギリスの経済紙、フィナンシャル・タイムズのインタビューで「強いドルは長期的によいことだ」と発言したことを材料に、円を売ってドルを買う動きが出て、円相場は１ドル＝１０９円台に値下がりしました。
-- NHK NEWS WEB
