政府は、18日の持ち回り閣議で、「一身上の都合」により辞表を提出した経済産業省の中川俊直政務官の辞任を認め、後任に自民党の大串正樹衆議院議員を起用する人事を決定しました。
経済産業省の中川俊直政務官は18日、「一身上の都合」を理由に、世耕経済産業大臣に辞表を提出しました。
これを受けて政府は、18日の持ち回り閣議で、中川政務官の辞任と、後任に自民党の大串正樹衆議院議員を起用する人事を決定しました。そして、安倍総理大臣が大串氏を総理大臣官邸に呼んで辞令を交付しました。
このあと大串氏は記者団に対し、「安倍総理大臣からは『頑張ってくれ』と言われた。突然のことだが、緊張感を持ってしっかりと職責を果たしていきたい」と述べました。
一方、中川氏は、辞任の理由について、自身のフェイスブックに「一部週刊誌に掲載される予定の記事をめぐり、辞表を提出した。会社員時代からの知り合いの女性に好意を抱き、深く傷つけ、まことに申し訳ない気持ちでいっぱいだ。すべて私の不徳の致すところで言い訳のしようがない」などというコメントを投稿しました。
-- NHK NEWS WEB