18日のニューヨーク株式市場は、アメリカの金融機関の決算が市場の予想に届かなかったことや、ヨーロッパの政治情勢が不透明感を増したという見方から売り注文が出て、ダウ平均株価は110ドル以上値下がりしました。
18日のニューヨーク株式市場は、ダウ平均株価を構成する銘柄のゴールドマン・サックスの決算が市場の予想に届かなかったため、売り注文が出たほか、イギリスのメイ首相が突如、ことし6月に総選挙を行いたいとの考えを表明し、ヨーロッパの政治情勢が不透明感を増したという見方から売り注文が広がりました。
このためダウ平均株価は値下がりし、前日より113ドル64セント安い2万523ドル28セントで取り引きを終えました。
市場関係者は「トランプ相場の恩恵を最も受けると見られたゴールドマン・サックスの業績が予想を下回ったため失望感が広がった。投票日が迫っているフランスの大統領選挙も混戦模様で先行きが見通しにくくなっており、投資家の間に警戒感が広がった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB