千葉市稲毛区の重機製造会社の営業所で、クレーンの長さを45メートルにのばして使うための点検をしていたところ、クレーンが倒れ、車4台が下敷きになりました。けが人はいませんでした。
19日午前10時半ごろ、千葉市稲毛区長沼原町の重機製造会社「日立住友重機械建機クレーン」の営業所から「クレーンが倒れ、車が下敷きになっている」と消防に通報がありました。
警察などによりますと、長さ45メートルあるクレーンが倒れて車4台が下敷きになったということです。けが人はいませんでした。
警察などによりますと、当時、現場では、労働基準監督署の担当者が立ち会ってクレーンの長さを45メートルにのばして使うための点検が行われていて、荷物をつり上げて旋回させた際にバランスを崩して転倒したということです。
当時、現場近くにいたという30代の会社員の男性は「少し建物が揺れたと感じた。外にいた人はずしんという音を聞いたようだ」と話していました。
銚子地方気象台によりますと、千葉市では午前10時20分ごろに最大瞬間風速15.7メートルを観測したということです。
警察は、クレーンが倒れた原因を詳しく調べています。
-- NHK NEWS WEB