民進党の榛葉参議院国会対策委員長は記者会見で、中川経済産業政務官が辞任したことについて、「政務官を辞めて済む話なのか」と批判したうえで、議員辞職するかどうか、与党が判断すべきだという認識を示しました。
中川俊直前経済産業政務官は18日、「一身上の都合」を理由に辞任し、自身のフェイスブックに、「一部週刊誌に掲載される予定の記事をめぐり辞表を提出した。会社員時代からの知り合いの女性に好意を抱き、深く傷つけ、まことに申し訳ない気持ちでいっぱいだ」などとコメントを投稿しました。
これについて、民進党の榛葉参議院国会対策委員長は記者会見で、「あまりかっこいい話ではない。政務官を辞めて済む話なのか。与党の中からも厳しい声が上がっている。ここのところ大臣のみならず、副大臣や政務官の言動が少し緩んでいる。猛省を促すと同時に、きちんとみずからけじめをつけるべきだ」と述べました。
そのうえで榛葉氏は、記者団が「中川氏は議員辞職に値するか」と質問したのに対し、「しっかりと与党の中で考えることではないか」と述べました。
-- NHK NEWS WEB