壁や床に映し出した映像を、タブレット端末のように指で操作し、アプリなどを利用できるプロジェクターを大手スマートフォンメーカーが開発しました。
これはソニーの子会社のスマートフォンメーカーが開発しました。
このプロジェクターは、壁や床などに映し出した映像を指で直接触ると、搭載されたセンサーが感知し、タブレット端末のタッチパネルのように操作ができ、インターネットやアプリなどを利用できます。
映像は最大で80インチになり、壁に映して動画を楽しむことができるほか、映像を囲んで複数の人が一緒にゲームを楽しむこともできます。
また、プロジェクターに近づくと、自動で映像を表示できる機能や、人の声に反応して天気予報やスケジュールなどを読み上げる機能も搭載されています。
このメーカーによりますと、家庭向けのこうしたプロジェクターは初めてだということで、国内ではことし6月から販売することにしています。
ソニーモバイルの近藤博仁さんは「スマートフォンだけではない、新しいコミュニケーションの形を提案したい。家の中で家族とのコミュニケーションの活性化に生かしてほしい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB