20日のニューヨーク株式市場は、アメリカのトランプ大統領が掲げる税制改革への期待感が再び高まったことなどから買い注文が広がり、ダウ平均株価は170ドル以上値上がりしました。
20日のニューヨーク株式市場は、アメリカのムニューシン財務長官が市場が期待している税制改革に改めて意欲を示したことが好感されたほか、大手クレジットカード会社の決算が市場の予想を上回ったことから幅広い銘柄に買い注文が広がりました。
その結果、ダウ平均株価は前日より174ドル22セント高い2万578ドル71セントで取り引きを終えました。
市場関係者は「トランプ大統領の政策実行力に疑問をもつ投資家が増えている中で、実務を担当する財務長官が税制改革に意欲を見せたため期待感が再び高まった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB