外国人のツアー客を乗せて千葉県から大阪・泉佐野市に来ていた観光バスの運転手が、宿泊先のホテルで覚醒剤を使ったとして逮捕されました。警察によりますと「覚醒剤を使った状態で１０回以上バスを運転した」などと供述しているということです。
逮捕されたのは千葉県いすみ市のバス会社「三和交通」の社員で運転手の藤間弘記容疑者（４０）です。
警察によりますと、藤間容疑者は今月１２日、宿泊していた大阪・泉佐野市のホテルで覚醒剤を使ったとして、覚醒剤取締法違反の疑いが持たれています。
今月９日に千葉県の成田空港から外国人のツアー客を乗せて各地を回り、ホテルに宿泊しましたが出発時間になっても姿を見せず、様子がおかしかったことからホテル側が通報して警察が調べたところ、覚醒剤を使用していたことがわかり、バスの中から注射器が見つかったということです。
警察によりますと、調べに対し「ツアーの途中、毎晩２回ずつ使った。これまでも１０回以上、覚醒剤を使った状態でバスを運転したことがある」などと供述しているということです。警察は覚醒剤の入手方法など詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB
