25日午前、北海道旭川市の鉄工所で炉が爆発し、消防によりますと、これまでに16人が重軽傷を負って、病院で手当てを受けています。
25日午前8時半ごろ、北海道旭川市9条通の檜山鐵工所で「炉が爆発した」と消防に通報がありました。
消防によりますと、これまでに1人が全身をやけどする重傷を負い、ほかに15人がけがをして病院に搬送され、手当てを受けているということです。
現場は旭川市の中心部の近くで、工場では爆風の影響で窓ガラスが割れ、シャッターが壊れるなどの被害が出ていて、警察が付近の住民に避難を呼びかけています。
近くの人は「小さい爆発音のあとに、体が浮くような大きな爆発音がした」と話していました。
JRによりますと、爆発の影響で、沿線のJR宗谷線が旭川と新旭川の間で上下線とも運転を見合わせているということです。
檜山鐵工所のホームページによりますと、会社は大正12年の創業で、建築用の鉄骨や鋳物などを製造しているということです。
-- NHK NEWS WEB