去年4月、福井市で、トラックから落下した材木が対向車を直撃し男性が死亡した事故で、検察は、積み荷をロープで固定するなどの対策を怠ったとして、製材会社の社長とトラックを運転していた元従業員を業務上過失致死などの罪で在宅で起訴しました。
起訴されたのは、福井市にある製材会社、国見製材所の社長、林和真三被告(61)と、元従業員でトラックを運転していた清嶋昭仁被告(32)です。
去年4月、福井市の国道305号線で、製材会社のトラックから落下した材木が、対向車線を走っていた乗用車のフロントガラスを直撃し、運転していた43歳の男性が死亡しました。
警察は先月、社長と元従業員を書類送検していましたが、福井地方検察庁は、積み荷をロープで固定するなどの対策を怠ったとして、26日、社長を業務上過失致死の罪で、元従業員を過失運転致死の罪で、それぞれ在宅で起訴しました。
-- NHK NEWS WEB