フォークソングの聖地として親しまれ、去年、一般向けの営業を終えた静岡県掛川市の「つま恋」がリニューアルオープンし、再開を待ち望んでいたおよそ400人が訪れました。
静岡県掛川市の複合リゾート施設「つま恋」は、数々の音楽イベントが開催され、フォークソングの聖地として親しまれてきましたが、去年12月に一般向けの営業を終え、27日東京のホテル運営会社のもと、「つま恋リゾート彩の郷」としてリニューアルオープンしました。
初日は、宿泊客などおよそ400人が訪れ、敷地内のホテルでチェックインの受け付けが始まると、従業員が入り口に並んで笑顔で出迎えていました。
運営会社は、今後3年間で100億円を投じてスポーツ施設やホテルを改修し、年間65万人ほどで推移していた来場者を100万人に増やしたいとしています。
2歳の孫と訪れた静岡県菊川市の男性(63)は、「ずっと利用していたので、新しくなって安心しました。今後も利用し続けたい」と話していました。
「つま恋リゾート彩の郷」の中川昌也営業統括支配人は、「より地元に愛される施設に生まれ変わり、すばらしい思い出作りに貢献していきたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB