２８日、長野県の北アルプスの白馬岳で登山中の男性２人が雪崩に巻き込まれ、１人の行方がわからなくなっていて、警察は２９日朝から
ヘリコプターを出して、
救助活動を再開しました。
２８日午後０時半すぎ、長野県の北アルプスの標高２９３２メートルある白馬岳の白馬大雪渓付近で雪崩が起き、日帰りの予定で登山をしていた男性２人が巻き込まれました。
警察によりますと、２人はいずれも県内に住む会社の同僚で、２６歳の男性は自力で脱出し、けがはありませんでしたが、３７歳の男性の行方がわからなくなっているということです。
これまでの調べで、雪崩は長さ３００メートルから４００メートルにわたって流れ下ったと見られ、幅はおよそ６０メートルから７０メートルにの上るということです。警察によりますと、現場には、およそ５０センチの新雪が積もっているということで、再び雪崩が起きる危険性があるということです。
２９日朝は警察の山岳救助隊員や民間の救助隊など合わせて１０人余りがヘリコプターに乗り込んで現場付近に向かいました。そして、午前７時ごろから救助活動を再開し、男性の行方を捜しています。
-- NHK NEWS WEB
